FTX Japanを利用してみようと考えているけど、手数料はどれにかかる?いくらくらいする?と思っている人も多いのではないでしょうか。
仮想通貨取引所の手数料は、条件や取引内容などによってさまざまです。
そこで今回はFTX Japanの手数料をメインに詳しく紹介していくとともに、FTX Japanの使い方やポイントなども紹介していきます。
FTX Japanとは
FTX Japanは、FTX Japan株式会社が2022年6月からサービスを開始した、比較的新しい仮想通貨取引所です。
先物取引を中心としたサービスを展開し人気を集めており、海外の取引所にも関わらず日本語に対応しているため言葉の壁を感じることなく利用できます。
またFTXは独自の自動売買システムも注目されている、人気の暗号資産(仮想通貨)取引所です。
FTXの目玉は、デリバティブと呼ばれる先物取引です。
他にも独自のトークンFTTやレバレッジトークンを扱っているうえ、大手暗号資産(仮想通貨)取引所のBINANCEとも連携しており注目を集めています。
FTX Japanの基本情報
取引所名 | FTX Japan |
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運営会社 | FTX Japan株式会社 |
サービス開始 | 2022年6月 |
提供する取引形式 | 現物取引(販売所・取引所) パーペチュアル取引 |
取り扱い銘柄数 | 18銘柄 現物13銘柄 パーペチュアル5銘柄 |
最小取引数量 (ビットコインの場合) | 現物取引(販売所):0.0001BTC 現物取引(取引所):0.0001BTC |
パーペチュアル取引のレバレッジ倍率 | 最大2倍 |
その他のサービス | 米ドル/円の外国為替取引(販売所・取引所) クオンツゾーン(自動取引ツール) |
公式サイト | FTX Japan公式サイト |
FTX Japanの手数料
FTX Japanの各種手数料は以下の通りです。
口座開設手数料 | 無料 |
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口座維持手数料 | 無料 |
取引手数料 (ビットコインの場合) |
現物取引(販売所): 無料、スプレッドあり現物取引(取引所)・パーペチュアル取引: 直近30日の取引量に応じて以下のとおり メイカー手数料率:0.01~0.02% テイカー手数料率:0.04~0.07%※別途、VIPプログラムなどによる割引あり |
入金手数料 | 無料(振込手数料を自己負担) |
出金手数料 | 無料 |
仮想通貨の入金手数料 | 無料 |
仮想通貨の出金手数料 | イーサリアム・ERC20トークン・少額のビットコイン(0.01BTC未満): ネットワーク手数料等に基づいて算出上記以外の銘柄・0.01BTC以上のビットコイン: 無料※法定通貨の入出金合計額が取引量を上回ると、最大0.1%の出金手数料が発生する可能性あり ※FTXトークンのロックによる割引あり ※少額のビットコイン(0.01BTC未満)の出金は、1日1回まで無料 |
入出金手数料は無料
FTXの入金・出金手数料は無料です。
入金に使用できる暗号資産(仮想通貨)の種類の例については、以下を参考にしてください。
- ビットコイン
- イーサリアム
- ライトコイン
- ビットコインキャッシュ
- テザー
- テザーゴールド
- USDコイン
- バイナンスUSD
- パクソス
- パックスゴールド
- HUSD
- ゴリラ
- FTXトークン
- バイナンスコイン
- ビットマックストークン
FTX (エフティ―エックス) の資金調達料
資金調達率は無期限先物取引において、現物価格との乖離を調整するために設定されています。
FTXの資金調達料は1時間ごとに発生し、現物価格との乖離具合によって変動します。
アフィリエイトリンクからの登録による手数料割引
FTXは過去30日間の取引量による割引以外にも、アフィリエイトリンクからの登録で割引になるサービスを展開しています。
アフィリエイトリンクから登録した場合は5%割引されます。
メイカー手数料ゼロで、5%割引された後の手数料は下記の通りです。
FTT保有量による手数料割引
FTXでは過去の取引量やアフィリエイトリンクからの割引の他に、FTTの保有量による手数料割引も行われています。
FTTの保有量による割引については以下の通りです。
また、FTTをどれだけ保有していてもテイカー手数料を0.015%よりも引き下げられません。
FTT : FTXの独自トークンで、取引手数料削減・先物取引の証拠品などとして利用
FTX Japanのレバレッジトークンに関する手数料
作成料・償還料
FTXのレバレッジトークンは米ドルから作成するときに作成料、米ドルへ戻すときに償還料として**0.1%**の手数料がかかります。
作成料と償還料をゼロにするためには、現物取引で取得する必要があります。
管理料
FTXのレバレッジトークンには管理料として毎日0.03%の手数料がかかります。
管理料はトークンの資産価値から差し引かれます。
FTX Japanの特徴・メリット
金融派生商品を取引可能
FTXの目玉は、デリバティブと呼ばれる先物取引です。
他にも独自のトークンFTTやレバレッジトークンを扱っているうえ、大手暗号資産(仮想通貨)取引所のBINANCEとも連携しており注目を集めています。
有望なアルトコインを多く扱っている
FTX Japanでは、他の国内取引所では取り扱いの少ない有望なアルトコインを扱っています。
- Solana(SOL)
- FTT(FTXトークン)
- ドージコイン
- ポルカドット
レバレッジトークンを取扱える
FTXの大きな特徴として、ERC-20規格に基づいた「レバレッジトークン」が挙げられます。
トークン とは、 ブロックチェーン技術を使用して発行された暗号資産(仮想通貨)のことです。
レバレッジトークンは暗号資産(仮想通貨)にレバレッジをかけてトークン化した商品で、トークン化されているためハイリスクハイリターンのレバレッジ取引を便利に行えます。
FTXが扱うレバレッジトークンは5種類あって、1つの銘柄につき以下の5つのレバレッジトークンの取引が可能です。
たとえばビットコインのBULLを購入して価格が値上がりした場合値上がり額の3倍の利益が出ますが、逆に価格が下がると3倍の損失が発生するハイリスクハイリターンな取引となります。
暗号資産(仮想通貨)はボラティリティ (価格変動) が大きいため、レバレッジトークンで取引することで短期間でも大きな利益を狙えます。
「レバレッジトークン」は日本時間の午前11時に毎日リバランスされ、レバレッジトークン自体が勝手に買い足しや売り戻しをしてポジションを調整するため強制ロスカットがありません。
パーペチュアル取引が利用可能
FTX Japanを利用する、パーペチュアル取引が可能な点です。
パーペチュアル取引とは、日本語で永久先物取引と呼ばれ、通常取引期限がある先物取引に対し、無期限でポジションを保有することが可能な取引です。
日本の法令に則り、2倍までのレバレッジ取引にも対応している他、FTXグローバルと共通の市場で取引が可能なため、より流動性の高い市場で、注文時のレートと実際に約定した際のレートの差を最小限にすることができます。
双方にメリットのある紹介プログラム
FTX Japanを利用するメリットは、双方にメリットの有る紹介プログラムがあるという点も忘れてはいけません。
他の取引所でも導入されている、利用者ごとに発行されるURL経由でアカウントを作成した時、利益を得られる紹介プログラムは、FTX Japanにおいては紹介した人と紹介された人、どちらも以下の様な優待を受けることができます。
- 紹介した人:紹介された人が取引した額の、25から45%の受取
- 紹介された人:自身の取引手数料が5%割引
紹介した人のみがメリットを享受できる紹介プログラムよりも、双方にメリットがあることで紹介しやすい内容となっています。
自動売買サービスである「Quant Zone」を使用できる
「 Quant Zone (クオンツ・ゾーン) 」とは、暗号資産(仮想通貨)の自動売買ツールのことです。
あなた自身の売買ルールを決めてかんたんなプログラムを構築することで、FX自動売買ツールのような自動取引が暗号資産(仮想通貨)でも可能になりました。
「Quant Zone」の登場によって、日中の間忙しい会社員や主婦の方でも気軽にFTXでの取引に挑戦できます。
FTX Japanのデメリット・注意点
FTX Japanを利用する上で、全ての人にとってデメリットというわけではありませんが、注意してほしいことがあります。
レバレッジは2倍までに限定
FTX Japanのレバレッジは2倍までとなっています。
グローバル版のFTXでは最大20倍のレバレッジ取引が可能なので、これと比較するとレバレッジが低く感じられるかもしれません。
これは、金融庁の認可のために日本人向けにレバレッジ規制をされているためです。
高いレバレッジの取引では、収益効率を大幅に上げられますが、同時に大きな損失を受けるリスクも高まります。
FTX Japanのレバレッジは2倍までに限定されていますが、これは国内の仮想通貨取引に関する規制のためです。
取引する人を守るための規制だと理解しておきましょう。
とはいえ、レバレッジ取引はリスクのある取引方法でもあるので、初心者の人にとっては大きなデメリットとなるばかりではないでしょう。
インターフェースがシンプルで、見にくいと感じる人もいる
FTX Japanで取引を行うデメリットの2つ目は、インターフェースがシンプルで、見にくいと感じる人もいる点です。
FTX Japanのインターフェースは、グローバル版の様に黒を基調としており、非常にシンプルな仕様となっています。
公式サイトにて「トレーダー向け」と謳っている通り、取引に慣れた人を対象にしていると見られ、無駄なデザインを排除しているため、人によっては見にくい・使いにくいと感じる可能性もあるでしょう。
他の日本国内の取引所は、初心者でも使いやすい設計や、初級者向け、中・上級者向けの画面を切り替えられる機能が実装されている一方、固定されたFTX Japanのインターフェースは、好みが分かれる仕様、と言えるでしょう。
メイカー手数料がかかる
TX Japanでは、取引の際にメイカー手数料がかかります。
手数料率は直近の取引量によって異なりますが、0.01%〜0.02%の間で設定されています。
他の国内取引所は、下記のようにメイカー手数料が無料もしくはマイナスに設定されていることが多いため、FTX Japanのメイカー手数料はデメリットと言えるかもしれません。
取引所 | コインチェック | LINE BITMAX | Zaif | GMOコイン |
---|---|---|---|---|
メイカー手数料 | 0% | 0% | 0% | -0.01% |
取扱い通貨が少ない
FTX Japanの取扱い通貨は18銘柄となっています。
それほど少ないというわけではありませんが、他の国内取引所と比較するとやや銘柄数が少ないように感じられます。
例えば、コインチェックは17銘柄、DMM Bitcoinは20銘柄、GMOコインは22銘柄、などのように、多数の銘柄を取り扱っている取引所は他にもあります。
これらの取引所と比較すると、FTX Japanの取扱い銘柄数は少なく見えるかもしれません。
現時点でも主要銘柄は取り揃えられているので困ることはあまりなさそうですが、今後取扱い銘柄が増えることにさらに期待しましょう。
FTX Japanの始め方・口座開設
FTX Japanの口座開設手順は以下のステップを踏みます。
- ①公式サイトにアクセスする
- ②本人情報を入力する
- ③本人確認を行う
- ④二段階認証を行う
- ⑤入金
- ⑥欲しい仮想通貨を購入
公式サイトにアクセス
まずは、FTX Japanの公式サイトにアクセスし、「無料アカウントの作成」からメールアドレスとパスワードを入力し、「アカウントを作成」をクリックします。
Apple IDやGoogleアカウントを用いてアカウントを作成することも可能です。
本人情報を入力
本人情報を入力する画面に移るので、指示に従いながら以下の項目を入力します。
- 氏名
- 生年月日
- 性別
下記の確認事項に問題がなければ、チェックをして次に進みます。
- 【外国Peps】「私は、外国の重要な公人、もしくはその親族ではありません。」
- 【居住地国】「私は、日本以外に居住地国が無いことを確約します。また、居住地国に変更があった場合、遅滞なく通知することを確約します。」
- 【米国法FATCA】「私は、米国での納税義務がないことを確約します。」
携帯番号を入力すると、SMSで確認コードが届くので届いたコードを入力します。
続いて、住所及び財務情報について入力しましょう。
財務情報については、以下の項目を入力します。
- 職業
- 主な収入源
- 年収
- 投資可能資産
- 投資目的
- 投資経験
すべての入力が終わったら本人確認へと進みます。
本人確認
必要事項を入力したら、本人確認を行います。
画面上にQRコードが表示されるので、スマホで読み取って指示に従って本人確認書類を提出します。
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- 在留カード
本人確認書類と容姿の撮影が終わったら、本人確認の手続きは完了です。
FTX Japanによって審査が行われ、完了したらメールで通知されます。
このように、FTX Japanでの口座開設は簡単に完了します。
二段階認証を行う
セキュリティを強化するためには、二段階認証を行いましょう。
FTX Japanの画面に戻り、画面右上の「設定」から「アカウントのセキュリティ」設定画面に進みます。
「二段階認証(2FA)」をクリックすると、QRコードが表示されます。
二段階認証アプリを利用し、QRコードを読みとって二段階認証の設定をすることで、有効化が完了します。
入金
トップページの「入金」をクリックし、ウォレット画面を表示します。
「日本円」の項目から「入金」ボタンをクリックすると、入金画面が表示されます。
PayPay銀行の振込先が表示されるので、日本円を入金する手続きを行いましょう。
本人名義で入金しないと送金がうまくいかず、組み戻し手数料が必要となる場合があるため注意しましょう。
FTX Japanはこのように、簡単なステップで口座開設〜入金までの手続きを行えます。
欲しい仮想通貨を購入
入金が反映されたら仮想通貨を購入します。
- 販売所:トップページの「販売所」から希望の銘柄と数量を入力して購入する
- 取引所:画面上部の銘柄名をタップし、希望の取引方法を選んで購入する
FTX Japanの出金・取引方法
出金方法
利益確定して日本円の出金を行いたい場合は、「ウォレット」→「法定通貨」→「出金」と進みます。マイページ右上の[ウォレット]をクリックし、[出金]ページを開きましょう。
最後に、出金先の口座情報などを入力すれば手続きは完了です。
入金時よりも着金までの時間がかかるため、ある程度スケジュールに余裕を持っておきましょう。
現物取引
現物取引を行う際は、画面上の「マーケット」→「現物取引」をクリックします。
通貨ペアの取引画面が表示されるので、「通貨ペア」→「レート価格」→「購入ボタン」の順に選択していけば、購入できるでしょう。
逆に、決済を行いたい時は保有しているペアを選び、「売りレート」→「売却ボタン」とクリックしてください。
パーペチュアル取引
パーペチュアル取引とは現物と先物とCFDの特徴を併せ持つデリバティブ取引のことです。
従来の先物取引は取引期限がありますが、パーペチュアル取引では無期限でポジションを持つことが可能です。
金融庁が定めた仮想通貨取引のルールに基づき、2倍までレバレッジをかけることができます。
クオントゾーン
FTX Japanで話題の機能「クオンツゾーン」を紹介します。
クオンツゾーンは上級者向けですが、botを使って取引している方や自動積立をやりたい方には、非常に便利な機能でしょう。
なんといっても、難しいプログラミングコードが不要で、「トリガー」と「アクション」にルールを設定するだけという手軽さがTwitterでも話題になっています。
FTX Japanが向いている人
手数料を気にせず取引したい人
手数料を気にせず取引したい人も、FTX Japanに向いていると言えるでしょう。
メリットで述べたように、FTX Japanの現物取引の手数料は非常に低く設定されています。
例え、100万円分のビットコイン (BTC)をテイカーで取引したとしても、100万円×0.07%=700円で済みます。
このように、手数料がほとんど気にならない水準に設定されていることから、手数料を気にせず取引をしたい人にとって、FTX Japanは最適と言えるでしょう。
レバレッジ取引やデリバティブ商品を取引をしたい
FTX Japanは、レバレッジ取引やデリバティブ商品を取引したい人にとっても、最適な取引所といえます。
2倍までのレバレッジ取引に対応し、パーペチュアル取引(永年先物取引)を利用できる唯一の国内取引所であるため、現物取引に留まらない投資を行いたい方にとっては、魅力的ではないでしょうか。
グローバルの取引所に上場されている通貨を取引したい人
FTX Japanに向いている人として、グローバルの取引所に上場されている通貨を、日本でできるだけ早く取引したい人が挙げられるでしょう。
FTX Japanは日本の他の取引所のほとんどが上場していないSOLANA(ソラナ)とDOGEコインを取り扱っています。
2022年6月2日にFTX Japanがローンチした際、取扱銘柄数は9種類のところ、その後に通貨を追加して合計17種類にまで拡充しました。
このような迅速な取扱通貨数増加の実績から、今後も素早く、積極的な取扱銘柄数の拡大に期待ができます。
よって、海外取引所に上場されている通貨を、今後日本でいち早く取引したい方は、FTX Japanに向いていると言えるでしょう。
FTX Japanがおすすめできない人
海外取引所での取引に慣れている人
海外取引所での取引に慣れている人も、FTX Japanには向いているわけではない、と言えるでしょう。
国内ではFTX Japanと、FTX Japanの運営会社が買収したLiquidのみで取引可能なSOLANA(ソラナ)、FTTトークンやDOGEコインも、海外取引所では入手可能です。
確かに、日本円から上記3種類のコインを入手できることは魅力であるものの、日本円を入金した国内取引所から、海外取引所への抵抗なく送金できる方にとっては、FTX Japanで取引をする必要性は無い、と感じられるかもしれません。
ただ、海外取引所は金融庁が利用を警告しているのでそう言った問題が気になる方には大きな問題にはならないでしょう。
FTX Japanに関するよくある質問
FTX Japanにアプリはある?
FTX Japanにはアプリが用意されています。
2022年7月現在、アプリ版は販売所形式の取引をメインに扱っています。
取引所形式でトレードしたい方は、スマホでブラウザ版にアクセスするか、PCからログインしましょう。
FTX Japanに手数料割引のシステムは?
FTX Japanでは、FTT(FTXトークン)をロックすると手数料の割引が受けられます。
25 FTTをロックすれば、メイカー手数料の割引・リファラルレートのアップなどの優遇措置を受けられます。
FTX Japanの安全性は?
FTX Japanは様々なセキュリティ対策を行っており、安全性を高めています。FTX Japanのセキュリティ対策の一例は以下の通りです。
- コールドウォレット
→顧客の資産を100%コールドウォレットで管理 - 二段階認証
→全てのアカウントに二段階認証の設定を義務付け - マルチシグ
→秘密鍵が複数に分割され、出金には複数スタッフによる承認が必要
FTX JapanでUSDCやUSDTは取引できる?
2022年9月現在、FTX JapanではUSDC・USDTなどのドルステーブルコインは取引できません。
法務部と規制当局が交渉を進めており、2023年の夏ごろの取り扱い開始が目指されています。
FTX Earn(ステーキング)の始め方
ステーキングとは、簡単に言うと、対象となる仮想通貨を保有しているだけで利益を得られる仕組みのことです。
対象の仮想通貨をウォレットで保有することにより、ブロックチェーンのオペレーションに参加することが可能となり、その報酬として利回りを得られます。
このサービスを利用すれば、保有している仮想通貨を元に「利子」というインカムゲインを得ることが可能です。例えば、ビットコインでステーキングを行えば、報酬としてビットコインを受け取れるといった仕組みです。
ステーキングとレンディングの違い
ステーキングと似た仕組みに「レンディング」がありますが、この2つには大きな違いがあります。
どちらもインカムゲインを得られる仕組みという点では同じですが、「引き出し制限があるかどうか」という点が異なります。
ステーキングは保有する期間に制限がなく(例外あり)、いつでも引き出しが可能です。しかし、金利は市場に左右されるため変動があります。
一方で、レンディングは預ける期間が固定されますが、その分、金利が固定です。
FTX Earn(ステーキング)の基本情報
FTX Earnは、FTX japanアプリから有効化できます。以下は、FTX Earnの利回り(年利換算)です。
10,000ドル相当まで | 8% |
10,001ドル相当〜10,000,000ドル相当 | 5% |
FTX Earn の大勝は、FTX japanで取り扱いのある全ての仮想通貨です。
ステーキングの始め方
アプリの画面右上の歯車のアイコンをタップし、下にスクロールしていきます。
すると、「資産に対して最大8%の利益を獲得できます」と表示された紫のボタンがありますので、「開始」をタップしてください。
利用規約が表示されますので、チェックして「利益獲得を開始」をタップしてください。
「資金を入金すると収入が発生します」と表示された画面が出れば申込完了です。
なお、Webブラウザで「P2P暗号資産貸借サービス」が有効になっている場合は、FTX Earnを有効にすることはできません。
「P2P暗号資産貸借サービス」を有効化している方は、Webブラウザから無効にしてからFTX Earnを利用してください。
Quant Zone(クオンツゾーン)の始め方
Quant Zone(クオンツゾーン)とは、一言で言うと「自動売買システム」です。「アクション」と「トリガー」を組み合わせてルールを作成し、自動的に取引を行うことができます。
Quant Zone(クオンツゾーン)を始める手順
トップページ上部にある四角マークから「クオンツゾーン」をタップします。
すると、ルールが表示されますので内容を確認し、「同意します」をタップ。
「+新しいルールを作成する」をタップし、ルールを作成していきます。
ルールは、以下の流れで作成することが可能です。
- ルールの名前を決める
- トリガーを設定する
- アクションを設定する
- ルールを保存する(下書きを保存、または保存して実行する)
まとめ
FTX Japanの手数料について紹介していきました。FTX Japanは、グローバル版で評価されてきたサービスや機能、取引通貨が、日本でも利用可能になることが期待できる取引所と言えるでしょう。
日本円への入手金が無料な他、すぐに口座に反映されるのでスピーディな取引を希望する人にもおすすめです。
どの取引所で始めるか迷っている人は、ぜひFTX Japanの利用を検討してみてはいかがでしょうか。
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