国内仮想通貨取引所「BitTrade(ビットトレード)」を徹底解説!
「最近話題になってる仮想通貨、私も始めてみたいなぁ…」
「仮想通貨活動で一儲けできないもんかなぁ…」
と考えている方は現在、たくさんいらっしゃることでしょう。
しかしながら
「どの仮想通貨取引所を使えばいいの…?」
「Coincheck(コインチェック)の一件があったから、仮想通貨や取引所に関して少し不安…」
という方がいらっしゃるのも事実だと思います。
そこで、今回は国内仮想通貨取引所「BitTrade(ビットトレード)」を紹介します。
もしかすると
「え、『BitTrade』…?」
「『bitFlyer』とか『Zaif』は知ってるけど…」
という方が多いのかもしれません。
実際にネットで調べた場合でも、「仮想通貨取引所おすすめランキング」といったものでBitTradeが上位に来ることは少ないです。
確かに、知名度といった意味では「bitFlyer」や「Zaif」といった大手取引所には敵わないかもしれません。
しかし、この「BitTrade」という取引所は仮想通貨取引初心者にこそおすすめすべき取引所の一つとなっています。
この記事では、仮想通貨取引所「BitTrade」の特徴やメリット・デメリット、新規会員登録方法まであらゆる点について見ていきます。
BitTradeの基本情報
BitTradeは、ビットトレード株式会社が運営する2016年9月に設立された仮想通貨取引所です。
2017年4月の改正資金決済法制定に伴い、仮想通貨交換事業者は金融庁の委任を受けた財務局によって登録を受ける必要が生じました。
関連記事:「金融庁、登録した仮想通貨交換業者を公表ーーbitFlyerなど11社」
BitTradeは、厳しい仮想通貨規制をクリアし、「関東財務局長 第00007号」として登録されています。
平成30年4月20日現在において、仮想通貨交換業者として登録されている会社は16社(関東財務局13社、近畿財務局3社)となっています。
運営会社であるビットトレード株式会社は、株式会社FXトレード・フィナンシャルのグループ企業となっています。
2006年から通貨関連店頭デリバティブ取引業を営んできたことによって培われてきた、金融の知見や国際ネットワークといったノウハウによって仮想通貨事業に進出してきています。
また、SNSでの積極的な情報発信を行っていることでも有名です。
2018年1月には、LINE公式アカウントが発足し、お得なキャンペーンや最新情報、レート配信といった様々なコンテンツが発信されています。
また、Twitterも運営しており、現時点での仮想通貨の価格やメンテナンス情報などを発信しています。
仮想通貨取引の種類としては、口座内にある仮想通貨と法定通貨の現物を用いる「現物取引」のみとなっています。
取り扱っている仮想通貨としては
- BTC(ビットコイン)
- ETH(イーサリアム)
- XRP(リップル)
- LTC(ライトコイン)
- BCC(ビットコインキャッシュ)
- MONA(モナーコイン)
の6種類となっています。
通貨ペアとしては
- BTC・XRP:JPY(日本円)のみ
- LTC・ETH:BTC(ビットコイン)のみ
- MONA・BCC:JPY・BTCの両方
となっています。
余談ですが、イメージキャラクターとしてバラエティタレントの「小島瑠璃子」を起用しています。
bitFlyerが齋藤飛鳥を、Zaifが剛力彩芽を起用したことでさらなるユーザーの拡大につなげたのと同様に、BitTradeもこの起用をきっかけに新たなユーザーを開拓していく可能性は高いと言えます。
BitTradeのメリット・デメリット
ここまでで、何となくBitTradeがどういった仮想通貨取引所かということは分かっていただけたかと思います。
しかし、まだ
「別にbitFlyerで良くない…?」
「有名だし、何となくZaifとかの方が安全そう…」
と思っている方も多いかもしれませんね。
そこで、次はBitTradeを利用するメリット・デメリットを見ていきましょう。
メリット①:充実した初心者向けの説明
BitTradeには、スタートガイドとFAQが設けられています。
スタートガイドには、PC版とスマホ版が存在しており
- 口座開設
- 入金について
- 取引画面
- 成行注文
- 指値注文
- 出金について
の6つの項目に分かれてそれぞれ解説されています。
FAQに関しても
- お取引について
- セキュリティについて
- 仮想通貨(コイン)の引出について
- 仮想通貨(コイン)の預入について
- 口座開設について
- 日本円の入金について
- 日本円の出金について
- 登録情報について
- 解約について
と9つの分野で設けられています。
これほどまでに初心者に向けてスタートガイドやFAQが充実している仮想通貨取引所もなかなか存在しません。
メリット②:リップルの取引手数料が安い
メリット①と打って変わって、メリット②は仮想通貨取引上級者に向けたメリットとなっています。
BitTradeでは、「XRP/JPY」の通貨ペアでリップルの取引を行うことが出来ます。
その際に発生する取引手数料は
- maker手数料:0.25%
- taker手数料:0.45%
となっています。
リップルを取り扱っている仮想通貨取引所には
- bitbank.cc
- Coincheck
といったものがあります。
bitbank.ccは、「XRP/JPY」の通貨ペアにおける取引手数料は「2018年5月末現在」0%となっています。
「なぁんだ、bitbank.ccの方が安いじゃないか!」
と思われるでしょう。
しかし、これにはからくりが存在しています。
この「0%」とは仮想通貨交換業の登録完了を記念したキャンペーンの一環で実現している手数料であり、このキャンペーンは2018年6月30日で終了してしまうのです。
長期的な取引を考えている方であれば、これは決してお得ではないと言えます。
また、Coincheckに関しては売買手数料は無料となっていますが、別途でスプレッドへの手数料が発生します。
スプレッドとは、買値と売値との差を指しており、例えばビットコインの購入価格が50,000円で売却価格が43,000円の場合、スプレッドは7,000円となります。
このスプレッドが大きければ大きいほど多くの手数料が発生します。
スプレッドは通貨や値動きによって大きく異なるため、一概に何%と断定することはできません。
こうしたことから、安定して低い取引手数料でリップルを取引できるBitTradeは仮想通貨取引上級者にとってもオススメすべき取引所となっています。
デメリット:取引手数料がやや高い
デメリットを挙げるとすれば、取引手数料がやや他の取引所と比較して高い、ことが挙げられます。
BitTradeの売買手数料は以下の表の通りとなっています。
[table id=42 /]リップルやライトコインといった他の取引所ではあまり取り扱われていない仮想通貨に関しては特に問題ありませんが、やはりビットコインやイーサリアムといった有名どころの手数料は高いと言わざるを得ないかもしれません。
BTC/JPYの通貨ペアで比較しても、国内大手仮想通貨取引所は
- Zaif:maker手数料−0.05%、taker手数料−0.01%
- bitFlyer:0.01%~0.15%
※bitFlyerくわしい手数料はコチラ
となっており、やや高い結果となっています。
なので、BitTradeのみで仮想通貨の取引を行うのではなく、ZaifやbitFlyerといった他の仮想通貨取引所も併せて利用することをオススメします。
BitTradeの手数料
BitTradeにおいて発生する手数料は大きく分けて
- 売買手数料
- 入出金手数料
- その他の手数料
の3種類があります。
それぞれの手数料を詳しく見てみましょう。
BitTradeの売買手数料
先述した通り、BitTradeの売買手数料は以下の表の通りとなっています。
[table id=42 /]BitTradeの入出金手数料
BitTradeにおける日本円の入出金手数料は、以下の表の通りとなっています。
[table id=43 /]また、BitTradeにおける仮想通貨の入出金手数料は、以下の表の通りとなっています。
[table id=44 /]BitTradeのその他の手数料
BitTradeにおけるその他の手数料とは
- 口座開設費用
- 口座維持費用
の2種類となっています。
「手数料」と書きましたが、この2種類の手数料は無料となっています。
BitTradeの登録方法
ここまでで、BitTradeについてはかなり詳しく見てきました。
そういった過程で
「それだけ言うならBitTrade登録してみようかなぁ…」
「他の取引所と併せてBitTradeでも口座を作ろうかなぁ…」
と思い始めている方もいらっしゃるかもしれません。
そこで、ここからはBitTradeでの口座開設方法について詳しく見ていきます。
STEP1:メールアドレスの登録
まずは、「BitTrade公式サイト」にアクセスします。
その後、メールアドレスを入力し、「会員登録」ボタンをタップしてください。
すると、登録したメールアドレスに以下の件名の認証用メールが送信されます。
「【BitTrade】新規口座開設を申し込み頂きありがとうございます。」
メールを確認して、次のSTEPへと進んでください。
STEP2:パスワードの設定
次に、パスワードを設定します。
確認用も含めて二度入力した後、利用規約・取引ルール・リスク事項を確認します。
確認した後は、同意欄にチェックを入れて「登録」をタップしてください。
以下の件名のメールが届きますので、確認して下さい。
「【BitTrade】新規口座開設完了のお知らせ」
STEP3:基本情報の登録
まずは、お客様情報をすべて入力してください。
お客様情報は
- 氏名(フリガナ)
- 生年月日
- 住所
を入力します。
その後、投資目的・職業を選択し、外国の重要な公人に該当するか否かをチェックし、「確認」をタップしてください。
最後に確認画面が表示されますので、間違いがなければ「登録」をタップします。
以下の件名のメールを受信しますので、確認してください。
「【BitTrade】基本情報登録完了のお知らせ」
STEP4:本人確認書類のアップロード
最後に、本人確認書類のアップロードを行う必要があります。
ですので、本人確認書類の画像を利用している端末に保存しておいてください。
本人確認書類として認められているのは
- 運転免許証
- パスポート
- 住民基本台帳カード
- 在留カード
- 個人番号カード
の5種類であり、個人番号カード以外はいずれも表と裏の合計2枚が必要となります。
また、パスポートの場合は
- 顔写真生年月日が記載されているページ
- 所持人(住所記載)のページ
の2種類が求められます。
用意したら、「本人確認書類のアップロードに進む」をタップします。
その後、本人確認書類の種類を選択し、表面・裏面をアップロードします。
「アップロードする」をタップした後
- 書類が鮮明に映っているか(ぼやけ・反射・途切れ等)
- 有効期限は切れていないか
- 登録の住所と一致しているか
の3点をチェックして、「この内容で登録する」をタップしてください。
すると
「【BitTrade】本人確認書類アップロード完了のお知らせ」
が件名のメールが届きます。
口座開設審査完了までは1営業日(土日除く)程度お待ちください。
完了したら
「【BitTrade】本人確認書類が承認されました」
との件名のメールが届き、登録情報画面の本人確認書類ステータスが「審査中」から「登録」に変わります。
その後、ビットトレード株式会社から郵送書類が届きます。
書類を受け取った翌営業日(土日除く)に口座開設が完了となります。
登録情報画面の本人確認書類ステータスが「登録」から「完了」に変わっていれば口座開設完了となります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
「BitTrade」という取引所の名前を聞いたことがない、という方のほうが多かったと思います。
初心者向けのスタートガイドやFAQが充実しており、XRPを他の取引所と比較してお得に入手できるとあって初心者から上級者まで幅広くオススメできる取引所の一つと言えます。
興味がわいた方は、是非「BitTrade」の公式サイトから登録してみてくださいね!
また
「BitTradeだけに登録しておくのは不安だなぁ…」
という方は是非、国内大手仮想通貨取引所である
- Zaif
- bitFlyer
といった仮想通貨取引所もオススメです。
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